コラム

いまや何でもサブスクの時代!保育園で利用できる定額サービス

いまや何でもサブスクの時代!保育園で利用できる定額サービス

保育士のお役立ち

 

「サブスク=個人が映画や音楽を楽しむもの」――そんなイメージは、もう過去の話。
いまや、教育現場や保育園でもサブスクリプションサービス(定額制サービス)の活用が進んでおり、業務の効率化や保育の幅を広げる手段として注目されています。

 

そもそも“サブスク”って?

「サブスクリプション(subscription)」とは、毎月(または定期的に)一定の料金を支払うことで、サービスや商品を継続的に利用できる仕組みのこと。
個人向けでは動画配信や洋服レンタルなどが有名ですが、保育園でも次のような用途で導入が進んでいます。

 

保育園で使えるサブスク例

1. 絵本の定期配送サービス

導入メリット:新しい本に出会える・選書の手間が減る

保育士が毎月の読み聞かせ絵本を選ぶのは、意外と大変。そんなときに便利なのが、年齢別に厳選された絵本が毎月届くサービスです。

・各年齢に合った発達段階に応じた内容
・季節や行事に合わせた特集号もあり
・園の蔵書の偏り防止にも役立つ

主なサービス例:
絵本ナビ for 保育園
ワールドライブラリー(英語絵本の定期便)

 

2. おもちゃ・知育玩具のレンタルサービス

導入メリット:収納スペース削減・月齢に合った玩具が使える

「0〜2歳児クラスの知育玩具、毎年買い替えるのも大変…」という園に人気なのが、おもちゃレンタルのサブスク。
安全性や知育効果が高い玩具を月ごとに交換できるので、常に“旬”のおもちゃが楽しめます。

・月違う玩具が届き、飽きがこない
・玩具の衛生管理・破損時の対応も任せられる
・収納スペースが限られた園に最適

主なサービス例:
トイサブ!(法人対応プランあり)
ChaChaCha(チャチャチャ)

 

3. ICT・連絡帳アプリのサブスク型導入

導入メリット:保護者とのやりとり効率化・情報共有の見える化

今や多くの園が導入を進めているICTシステムも、月額料金制のサブスクとして利用可能です。

・児の出欠管理や健康観察が一括管理できる
・保護者との連絡帳や写真共有もスマホで完結
・行事予定やお知らせの一斉配信も手間いらず

主なサービス例:
コドモン(登降園・連絡帳・保護者連絡など)
AZUKARI(一時預かり保育に特化した内容)

 

4. 給食レシピ・栄養管理サポートのサブスク

導入メリット:献立作成の手間軽減・アレルギー対応がしやすい

栄養士不在の園や小規模園にとって、献立作成や食材発注は大きな負担。そこで登場するのが、栄養バランスの取れた献立とレシピを定期的に提供してくれるサービスです。

・食材の発注リスト付きでミスが減る
・アレルギー除去食や代替レシピの提案も
・栄養価の自動計算機能付きのプランもあり

主なサービス例:
きっちんすまいる(給食レシピ配信+管理支援)
スマート保育園(給食管理一体型システム)

 

サブスク導入のポイント

サブスクは便利な一方で、継続利用=コストが発生し続けるという側面もあります。導入前には以下のポイントをチェックしましょう。
また、職員間で意見を共有し、「導入してどう使いたいか」「どの業務を楽にしたいか」を明確にしておくと、無駄のない選定ができます。

・園の規模や利用頻度に見合っているか?
・保育士・保護者の負担が本当に減る内容か?
・お試し利用・トライアル期間があるか?

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