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4歳児への読み聞かせにおすすめ!保育園で人気の絵本

2021年11月01日

Hoic:4歳児への読み聞かせにおすすめ!保育園で人気の絵本

4歳といえば、心も体も急成長している真っただ中。大人顔負けの発言をしたかと思ったら、とつぜんグズりだしたり…。
そんな成長時期だからこそ絵本が大きな助けとなります。バラエティ豊かな絵本を読んであげましょう。
4歳児への読み聞かせにぴったりの、人気絵本をご紹介します。

 

『どんなにきみがすきだかあててごらん』(評論社)…作:サム・マクブラットニィ / 絵:アニタ・ジェラーム / 訳:小川仁央

「どんなに、きみがすきだか あててごらん」
チビウサギがデカウサギに聞いたこんな幸せな質問から物語は始まります。
「こんなにさ」
それに対してデカウサギが
「ぼくは、こーんなにだよ」
と返すのです。チビウサギは腕を思い切り伸ばしたり背伸びをしたり、デカウサギを「好き」という気持ちを体いっぱいで表現します。
友だちとも兄弟ともとれる2匹のウサギがお互いを想う気持ちを競い合う、という何ともほっこりするストーリー。読むたびに幸福感に包まれるやさしい絵本です。
大人になってから大切な人へプレゼントするのにもおすすめできる1冊。

『はじめてのおつかい』(福音館書店)…作:筒井頼子 / 絵:林明子

筒井頼子さん&林明子さんというヒットコンビの記念すべき1作目。子ども目線の大冒険を愛情あふれる絵でリアルに表現したロングセラーです。
主人公は小さな女の子、みいちゃん。そのみいちゃんがママに頼まれて、はじめてひとりでおつかいに行くというストーリーが描かれています。
自転車にベルを鳴らされたり坂道で転んだり、通い慣れたいつもの道もひとりで歩くとドキドキの連続。
大人になってからだって何事も初体験というのは緊張するものですが、ささいな日常生活も子供にとっては一大事…そんなことを読み手の大人にも思い出させてくれるやさしい絵本です。

『からすのパンやさん』(偕成社)…作:かこさとし

40年以上も愛され続けるかこさとしさんの作品で、登場するユニークなパンは何度見ても飽きることがありません。
からすの夫婦が営むのはいずみがもりのパンやさん。4羽の赤ちゃんが生まれてからというもの、朝早くからパンを作ってお店で売って、その合間に赤ちゃんの世話をして…手が回らず一時はお店の売上が落ち込んだものの、やがて周囲で評判になり息を吹き返します。
からすのパンやさんは一家総出でパン作り。かにパンやうさぎパンからテレビパンや自動車パンまで、80種類以上の珍しい形のパンを作って大人気店へとなるのです。
お店のピンチを家族で力を合わせて乗り越えていく様子は、絵本を読んであげる大人をも元気にしてくれます。

『かいじゅうたちのいるところ』(冨山房)…作:モーリス・センダック / 訳:じんぐうてるお

過去にコールデコット賞の受賞歴や映画化もされている、世界的人気作品。先生たちやパパ・ママも一度は読んだことがあるのではないでしょうか?
いたずら好きの少年マックスは、今日もおおかみのぬいぐるみを着て大暴れ。ある日そんな様子に怒ったお母さんに寝室に閉じ込められます。
ところが部屋の景色が一転、マックスは森の中にいました。乗り込んだ船でたどり着いたのは、恐ろしいかいじゅうたちの住む世界。
「しずかにしろ!」
怒鳴りつけたマックスは魔法の力であっという間にそこの王様に。でも得意げに遊んだ後は寂しくなって…。
ダイナミックなストーリーとちょっぴり怖い絵が、物語の世界に上手に導いてくれます。何度も読み返したくなる魅力的な1冊です。